2005年カンボジアでASIAN MONKEYを運営している上田聖也と飯田洋平は出会いました。意気投合した二人は当時、プノンペンのストウミンチェン地区にあったゴミ山という場所を訪れました。ゴミ山という場所はプノンペンの中心地から5キロほどの郊外にあるゴミ集積所でした。そこはプノンペン中のゴミが収集車で回収されたゴミの終着地でした。プノンペンにはゴミ焼却施設も、埋立地もなかったので、ゴミは分別して回収されず生ゴミも燃えるゴミも燃えないゴミもガラス片や使用済みコンドームまでがただただ一箇所に集まってきていました。そこで何百もの人々がゴミの中から金属や、プラスチック、ペットボトルなどのお金になるゴミをあさり、その中の約半数が小学校に通っているであろう年齢の子供達でした。カンボジア、暑いときは35度を超えます、焼けるような日光のなかで人々はゴミを拾い、不衛生な環境で体のあちこちを蝕まれて行きます。朝から晩まで何億という蝿のなかで泥とゴミに汚れますがその汚れを洗い落とす水はどこにもありませんでした。そうやって人々はゴミ山で働き、ごみ山の近くに集落をつくり、今にもつぶれそうな小屋を建て生活をしていました。その環境は劣悪で水道も電気もなく排水設備も当然ありませんでした。ゴミ山とはそういった場所でした。この現状を目の当たりにした二人は何とかしようと動き始めました。
※現在ストウミンチェン地区のゴミ山は移転しました。 |