9月26日(土)
こんにちは。
現地の上田です。
どうにかこうにかカンボジアチームも順調に活動中です。
ストウミンチェイ地区 旧ゴミ山でゴミ拾いをしていた連中も、
新しい仕事を見つけ、あるいは田舎に帰り、あるいはゴミ山を追いかけ、
それぞれ新しい環境で生活を始めています。
アジモン現場組としては、新ゴミ山(遠い)の視察を行い、
新ゴミ山に対し今後我々が何をできるのかを考えていくとともに、
旧ゴミ山でゴミを拾っていた連中が安全で衛生的な仕事に就ける様、
僅かばかりでも力になれればと考えて動いております。
そんなわけで今日は、旧ゴミ山出身のサブンさん(四人目妊娠中)が
愛センターでのフェアトレ研修を通して完成させた手提げカバンを紹介します。
これは愛センターから注文を頂き、センターの子供たちのために作られたもので、
センター設立四周年パーティの記念プレゼントでもあります。
ちなみにデザインは二種類。

こちらが男の子用。
真っ白なのは、この後に子供達がカバンに絵を描く予定だったからです。
腕白なクソガキが多少乱暴に扱っても破れない様、厚手に作ってあります。

続きまして女の子用。
こちら手提げ紐の部分とカバンの底部にクメールシルクを使用。
もうとにかく「かわいいのをあげたい」ってだけの採算度外視作品。
気に入ってずっと使ってくれれば奮発の甲斐もあるってもんです。

これはまぁ私個人の思い入れでしかないのですが、
毎日ゴミ拾って病気ばっかりしながら暮らしてた人が、
こうやって技術を身につけて手に職で仕事をして、
たくさんの人に笑顔を提供しながら健康に暮らしていく、
その過程で(何パーセントかでも)自分が力になれたかもしれない、
その手ごたえだけでアジモンやってて良かったなぁと思います。
サブンさんは今、ミシンの技術を元に近所のNGOに入り、
そこで織物をして生活費を稼いでいるそうです。
この人にミシンを習わせて良かったと心から思います。
我々は現在、より多くの人に「手に職」のチャンスを提供したく思い、
同地区からの新しい研修生選考を始めています。
彼らが新しい技術と仕事を身につけ、
健康的で安定した生活を送れる様になるため、
ここをご覧の皆様にお願いがございます。
我々の取り扱っておりますFT商品、
もしくはそれを見て思いついたオリジナル小物、
あるいはオーダーメイドのスカートなどでも結構です。
彼らに注文を出してやって頂けませんでしょうか。
自分が考えて紙に描いたデザイン、
自分が市場で選んだお気に入りの布、
「ここにポケットを」「ここは少し絞って」など
彼らと直に相談しながら、自分だけの一品モノを作る。
そういうプロセスを経て手に入れたものには、
既製品にはない「思い入れ」「愛着」が産まれます。
お客様にはそういった一点ものの作品を提供し、
同時に彼らにも職人としての収入を確保する。
一粒で二度おいしいこのプラン、いかがでしょうか。
以上、現場より宣伝を含めた近況報告でした。
文責:上田聖也


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